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  • 2013.01.05

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    2013年 東京貿易金属社長 年頭挨拶

    東京貿易金属株式会社
    代表取締役社長 田中政義

    皆さん、明けましておめでとうございます。 今年は巳年です。蛇のように殻を破り一皮むけて成長していくという良い年です。自民党政権誕生後為替も株式市場も大きく変ってきました。安倍政権はリフレ政策によって国を大きく変えようとしています。リーマンショック以降デフレからの脱却が出来ていない日本を変えようとしています。強い日本への第一歩だと思います。

    また今年は東京で正月を過ごしましたが、改めて日本は世界で一番安全で住み易い良い国だと実感ました。

    このような素晴らしい国、強い日本を残していかなければなりません。我々の足元から日本に貢献することです。社員一人一人が自分の殻を破り、脱皮し、そして我が社を変革させて強い会社を創らなければなりません。それが皆様の生活を豊かにし、幸せになる道だと思います。

    振り返れば、昨年は、欧州債務問題の再燃や、中国をはじめとする新興国経済の鈍化により世界経済は厳しい状況でした。復興需要が牽引力となり回復が見込まれていた日本経済は、円高、尖閣諸島問題等により、景気減速感が強まりました。

    2003年~2007年の5年は、中国経済の躍進で好況でしたが、その後のリーマンショックで2008年~2012年まで世界経済は大不況に陥りました。しかし、昨年末、米国でオバマ大統領が再選され、中国、韓国、わが国では安倍政権が発足するなど主要国の政権交代が行われました。新政権の経済政策への期待により日本の株価は1万円を突破、東日本大震災の前日までの高値水準となりました。今後日銀の政策も変わります。中国での1兆元規模の景気刺激策も期待され、取り巻く環境は明るい兆しが見えています。5年周期で考えても今年2013年旧正月以降、良い方向に変わります。

    2013年度は中期経営計画の2年目であることを認識し、既存商権を刷新、新規市場拡大と構造改革を実行し、仲介型から事業型へ順次変更し収益率を高めることを目指します。東京貿易金属独自の差別化を図り、特にインドネシア、インド、ミャンマーをはじめとしたアジア新興国市場開拓に注力するためインドネシアに拠点を置きアジア・オセアニア市場を統括する体制を構築します。部門及び海外拠点間での連携を強化し、東京貿易金属独自の差別化を図り、新規市場開発に全力で取り組んで下さい。

    最後に、皆さんとご家族にとりまして、本年が幸多き年となりますよう心からお祈りを申し上げまして、新年の挨拶といたします。

    ※これは、2013年1月4日、東京貿易金属グループ社員向けに行われた年頭挨拶です。