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  • 2010.11.09

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    金地石炭複合プロジェクト工事進捗状況

    第5回中国合弁会社会議に先立ち10月26日、東京貿易町田会長と田中社長が、山西省金地石炭複合プロジェクトの進捗状況視察のため中国山西省文水を訪問し、合弁パートナーである山西金程煤化工発展有限公司の孔慶然董事長の案内で、主体現場である赤峪炭鉱及び金地工業団地を視察しました。

    赤峪炭鉱現場

    このプロジェクトは総投資額が1,500億円の年間原料炭生産量420万㌧の炭鉱、洗炭、コークス、合成アンモニア,発電及びセメントの大型石炭複合プロジェクトで構成されています。

    現在、年間生産量300万㌧の赤峪炭鉱は、主坑口と副坑口で水平坑道掘削の工事が進んでおり、大型掘削機械(Longwall)操業に向けて、建設をスピードアップさせ2011年末に生産に入る予定です。

    南窯炭鉱(買収炭鉱・年間生産量120万㌧)は、大型掘削機械(Longwall)を坑内へ搬入し、今月上旬からテスト生産開始し本格稼動します。

    300万㌧の洗炭工場は既に稼動し、コークス工場と合成アンモニア工場は地盤工事を進めており、発電所とセメント工場は近々建設工事を開始予定です。どのセクターも工事は順調に進んでおります。

    山西金地煤焦有限公司本社

    赤峪炭鉱視察

    工業団地(洗炭工場)

    総投資額1,500億円の循環型石炭複合プロジェクト

    工業団地完成予想図

    本プロジェクトは、東京貿易金属が2002年より10年がかりで取り組んできた、中国でも珍しい循環型石炭複合プロジェクトで、2012年に完成予定です。